- 2012/10/29 (Mon) 23:57:26 管理人 - 熊本医師 小野俊一氏のブログ
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すでに小野俊一氏は放射能デマで有名なのですが、また不安を煽る根拠の乏しいブログを書いています。
※いろんなところにツッコミを入れたくなるのですが、一部のみ指摘します。
2012年10月10日
「チェルノブイリから五年後に起きた広範囲の人口減少」というエントリー。ここでは医師とは思えない理屈で、「ベラルーシなどで人口が(放射能汚染によって)減少している」と印象付けることを言っています。
>このような記事を読むときに一番大事なのは、事実のみを読むこと。
と言いつつ、ベラルーシなどの人口動態を持ち出しています。
「人口の増減のみで放射能の人体への影響がある」と結論付けるような科学者はいません。しかし、一般の科学的な素養がない人にとっては「不安を煽るために充分」でしょう。
例えば、朝ごはんを食べる小学生は成績が良い」という事実があったとします。これは「朝ごはんを食べる」と「成績が良い」との相関関係を示していますが、「朝ごはんを食べると成績がよくなる」という意味ではありません。こういう相関関係をもってきて「朝ごはんを食べよう!」と言うのは(別に害にならないとは思いますが)科学的に間違いです。
じつは、この「朝ごはんと成績の相関関係の話」は、
【もうダマされないための「科学」講義 (光文社新書)】http://www.amazon.co.jp/dp/4334036449
に掲載されているものです。ニセ科学にだまされないための知識を得ることができます。オススメです。 - 2012/10/30 (Tue) 00:11:34 管理人
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小野俊一氏は、何か批判されても科学的にまともな反論ができないので、関係のないことを持ちだしてきます。さらに、このように素人を騙すような「関係があるのかも」と錯覚するような話を持ち出します。
もちろん、素人ならば、この手の相関関係から都市伝説を作り出してしまうこともあるでしょう。
しかし小野俊一氏は医師であり、医療の専門家としてブログやTwitterで発言しているのです。責任が一般人とは違います。
このような雑な理屈(トリック)で、あたかも「ベラルーシなどで人口が減ったのは放射能の影響だ」と結論づけて公で発言するのは間違っています。
たとえば、1960年代以後に、日本または世界中で人口が減った場所は放射能が増えたからでしょうか?そうとは限りませんよね。
この小野俊一氏は、この他にも動物や植物の奇形を見つけるとすべて放射能のせいだと結論づけています。どんな生物も一定の割合で奇形は存在します。野菜や果物も市場に流れているのは形の整ったものだけで、変わった形は廃棄されたり自家消費されているだけです。
こういう当たり前の事実をブログであたかも放射能と関連するかのように短絡的に結びつけ、反原発という自分自身のイデオロギーのために、生懸命ヘンテコな放射能の不安をあおる記事をブログで書き連ねているのです。
小野俊一氏は、Twitterでは議論に応じません。相手を「原発推進派の工作員」と言いブロックして議論から逃げます。都合が悪くなると、そうやって逃げてばかりいます。
小野俊一関連のTogetterは以下のとおり、見つけ次第追加していきます。
オノデキタさん「広島では奇形児がたくさん生まれ、全部殺している」 http://togetter.com/li/282476
3月12日 onodekita氏から電話がきた。 http://togetter.com/li/271769 - 2012/10/30 (Tue) 00:21:24 管理人
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骨折が多くなっている。と、データもとらずに騒いでいます。
小野俊一氏自身がTogetterまとめを作成しています。
http://togetter.com/li/381926
小野俊一氏は「ストロンチウムが骨に溜まって(中略)→骨折する」という理屈など何も考えてないのでしょう。
原発事故後に病気をしたり怪我をすると、すべて放射能の影響ということで片付けているように見えます。
本当にSrの内部被曝と骨折について関係が有ると思うなら、その作用機序を説明するべきでしょうね。もちろん、相関関係が認められる疫学的な調査もするべきです。
これでは不安を煽るための思いつきをTwitterで発言しているだけにしか見えません。 - 2012/10/30 (Tue) 00:29:07 管理人
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これも小野俊一氏自身が作ったTogetterまとめです。
気になる症例(突然死、急病) http://togetter.com/li/391950
放射能に不安なフォロワーから、わざわざ「噂」をあつめて紹介しています。
さらに
小野氏の発言の間違ったところにツッコミを入れる人々を「工作員」とレッテルを貼っています。
※まともな精神状態で、こんなことができるのかと思いますが、、。
http://togetter.com/li/188512